2025年度「NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会」(第2回)のご報告

お知らせ

2025年度「NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会」(第2回)のご報告

2025/04/08 お知らせ

2025年322日(土)豊橋生協会館にてあんきネットと共催の公開セミナーが開催されました。

 

今回のテーマは「昨今の葬儀事情あれこれ」。コロナ禍を経て大きく変わった葬儀のあり方を、コープあいち葬祭課の玉川和寿(かず)様よりお話し頂きました。

 

 

 

組合員の方々からからよく質問される事項として挙げられた、次の3点が主なテーマでした。

1,葬儀の種類

2,葬儀の費用

3,納得の葬儀にするために

 

親の立場からは「子供に迷惑をかけたくない」、子供の立場からは「(離れて暮らす)親のことが心配」と思っていても、なかなかその思いを言葉にする機会は無いものです。ただ、それぞれの意思を知っていれば、その思いを尊重することが出来るので、何よりもまず「考えていることを話す」「意思の疎通をする」事が重要なのだそうです。

 

希望する葬儀や埋葬の内容によっては、生前に業者と具体的な契約をする等の準備をしておいた方がよいものもあるとのことでした(無宗教葬や散骨など)。出席者の方々からも、具体的な経験談等が挙げられました。

 

葬儀は準備に十分な時間をかけられる性質のものでは無いため、よく分からないまま終わってしまって後悔される方も少なくないそうです。具体的なイメージをするため、「自分が必要としているサービス」を具体的にイメージして、見積もりを取ってみることをお勧めされました。

葬儀社毎に様々な「プラン」はありますが、そのプランの中に自分の必要とするサービスが含まれていなければ、追加料金がかかってしまいます。料理や宗教者への御布施等も別にかかるので、注意が必要とのことでした。

 

また、どんなに自分の中で考えがまとまっていても、それを家族に伝えていなければ家族が迷ってしまいます。話し合いの場を設ける、エンディングノートを作る等、意思を明らかにすることが重要、意思が変わったときには都度修正することも必要だそうです。

 

どうしても「死」が連想されてしまって暗くなりがちな話題ではありますが、講師の玉川様が「暗くならないように、気軽にリラックスして聞いて下さい」と、明るくお話しして下さったので、会場の空気は終始和やかでした。

 

 

今年度のセミナーは今回で終了となります。次年度の計画が決まりましたら、またお知らせ致します。


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