お知らせ
2025年度「NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会」(第2回)のご報告
2025年3月22日(土)豊橋生協会館にてあんきネットと共催の公開セミナーが開催されました。
今回のテーマは「昨今の葬儀事情あれこれ」。コロナ禍を経て大きく変わった葬儀のあり方を、コープあいち葬祭課の玉川和寿(かず)様よりお話し頂きました。
組合員の方々からからよく質問される事項として挙げられた、次の3点が主なテーマでした。
1,葬儀の種類
2,葬儀の費用
3,納得の葬儀にするために
親の立場からは「子供に迷惑をかけたくない」、子供の立場からは「(離れて暮らす)親のことが心配」と思っていても、なかなかその思いを言葉にする機会は無いものです。ただ、それぞれの意思を知っていれば、その思いを尊重することが出来るので、何よりもまず「考えていることを話す」「意思の疎通をする」事が重要なのだそうです。
希望する葬儀や埋葬の内容によっては、生前に業者と具体的な契約をする等の準備をしておいた方がよいものもあるとのことでした(無宗教葬や散骨など)。出席者の方々からも、具体的な経験談等が挙げられました。
葬儀は準備に十分な時間をかけられる性質のものでは無いため、よく分からないまま終わってしまって後悔される方も少なくないそうです。具体的なイメージをするため、「自分が必要としているサービス」を具体的にイメージして、見積もりを取ってみることをお勧めされました。
葬儀社毎に様々な「プラン」はありますが、そのプランの中に自分の必要とするサービスが含まれていなければ、追加料金がかかってしまいます。料理や宗教者への御布施等も別にかかるので、注意が必要とのことでした。
また、どんなに自分の中で考えがまとまっていても、それを家族に伝えていなければ家族が迷ってしまいます。話し合いの場を設ける、エンディングノートを作る等、意思を明らかにすることが重要、意思が変わったときには都度修正することも必要だそうです。
どうしても「死」が連想されてしまって暗くなりがちな話題ではありますが、講師の玉川様が「暗くならないように、気軽にリラックスして聞いて下さい」と、明るくお話しして下さったので、会場の空気は終始和やかでした。
今年度のセミナーは今回で終了となります。次年度の計画が決まりましたら、またお知らせ致します。
2025年度「NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会」(第1回)のご報告
令和7年2月15日(土)NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会が開催され、「人生はこれからが面白い-人生100年時代を私らしく生きるためのライフプランニング-」との題材で元キャリアコンサルタント・AFPの村上浩子氏を講師にお迎えし、定年退職後の“セカンドライフ”の過ごし方についてお話しをしていただきました。当日、メイン会場13名、zoom及びweb視聴会場13名の方々にご参加いただきました。
定年退職後、仕事時間は自由時間へと変化し“セカンドライフ”が始まります。セカンドライフをどのようにデザインしていくか、講師から医療費等老後の金銭の話もあり、参加者皆様は各々で具体的な人生設計を考えているご様子でした。
また、フレイル(病気ではないが、健康と要介護の間の虚弱状態のこと)についてもお話しがあり、退職後は数十年過ごしてきた日々と環境ががらりと変わるため、孤独にならないためにも地域との交流や意識的な健康づくりなど、自分自身で動いていくことが何より大切だと感じました。
セミナー内では簡単な脳トレも行い和気あいあいとした雰囲気のセミナーとなりました。
次回「昨今の葬儀事情あれこれ」と題する葬儀がテーマのセミナーを、3月22日(土)13時~15時にメイン会場:豊橋生協会館、Web視聴会場:生協生活文化会館(本山)において開催予定です。Zoomでのご参加も可能ですので、ご関心をお持ちの方は是非ご参加ください。
(申込先・NPOあいちあんきネット:052-781-6074)。
「NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会」のご案内
当事務所では、2012年よりNPOあいちあんきネット及びコープあいちとの共催で『法律・福祉公開セミナー&無料相談会』と題したセミナーを開催、2015年からは、新たに税理士法人オーティーエー(現:新大和税理士法人)も主催団体に加わり、税に関する問題にも対応ができるセミナー『法律・税務公開セミナー』を行ってきました。
これを、2018年からは、当事務所も設立に参画した“NPOあいちあんきネット”を皆様にさらに知っていただきたく、『NPOあいちあんきネット 公開セミナー&無料相談会』として開催しています。
今年のテーマは『人生はこれからが面白い~人生100年時代を私らしく生きるためのライフプランニング~』『昨今の葬儀事情のあれこれ』の2つのテーマについてセミナーを開催いたします。開催形態は、リアル参加会場とWeb視聴会場の2会場を予定しています。
また、ご自宅からWEB(zoomを使用します)でのご参加も可能となっておりますので、参加しやすい会場、参加しやすい方法にて、是非ご参加ください。
もちろん、セミナー後の無料相談会も引き続き実施いたします(オンラインでも無料相談お受けします)。
なお、セミナー参加、無料相談会、共にご予約が必要となっておりますので、ご了承ください。
【YouTube】相続勉強会・出前講師の紹介をYouTubeにアップしました
名古屋第一法律事務所・相続法務部が提供する『相続勉強会・出前講師』の紹介動画をYouTubeにアップしました。
是非ご覧ください!
また、詳細をお知りになりたい方は、コチラの記事をご参照ください↓
2024年度「NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会」(第2回)のご報告
令和6年2月17日(土)NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会が開催され、「身近な暮らしの法律問題について」との題材で税理士法人あいち税経の川澄延夫税理士、コープあいちケアマネージャーの鈴木信子さん、当事務所の山本律宗弁護士が講師を務め、日常生活の中で誰もが直面する可能性のある様々なハプニングや生活の中にある身近な法律問題についてお話しをしました。当日、メイン会場は19名、zoom及びweb視聴会場は3名の方々にご参加いただき、クイズ形式の参加者参加型で開催いたしました。
消費者トラブルに巻き込まれた際の対応や、相続が発生した際の相続税申告について、介護保険など介護にまつわる基礎知識についてなどなど、、、様々な事柄についてクイズ形式で出題され、ABの札でご回答いただきました。皆様真剣に考えている様子が伺え、中には難しい問題もありましたが、全体的に正解されている方が多く驚きました。参加者同士で相談する姿も見られ、和やかなとても良い学びの場となりました。
日常のトラブルや相続介護問題などは突然発生します。正しい知識を身に付け、いざという時に落ち着いて対処できるよう備えておくことで不安も軽減されると思います。
あいちあんきネットでは様々なテーマでセミナーを開催しておりますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
2024年度「NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会」(第1回)のご報告
令和6年1月20日(土)NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会が開催され、「相続のちょっとコワい話~遺言がなかったらこうなった~」との題材で新大和税理士法人の佐久間とう子税理士、当事務所の小林幹寛弁護士が講師を務め、相続についてお話ししました。
当日、メイン会場は23名、zoom及びweb視聴会場は14名の方々にご参加いただきました。
遺言が存在した場合と存在しない場合の具体的事例を挙げながら、前半は相続の基礎知識や相続税に関すること、さらに今年の4月より施行される相続登記の義務化にも触れつつ幅広くお話しをし、後半は遺言書の種類や作成方法などについてお話ししました。
参加者の方々は真剣に耳を傾け、遺言書を作成の大切さについて学んでおられるようでした。
次回「身近な暮らしの法律について」がテーマのセミナーを、2月17日(土)13時~15時にメイン会場:豊橋生協会館、Web視聴会場:生協生活文化会館(本山)において開催予定です。Zoomでの参加も可能ですので、ご関心をお持ちの方は是非ご参加ください。
■詳しくは、チラシをご参照ください。
(申込先・NPOあいちあんきネット:052-781-6074)
相続に関する勉強会の講師、出前します!
町内会の集まり、PTAの会合、高齢者施設の関係者の会議、その他様々な集まりで「相続の勉強会をしたいけれど、講師を頼める専門家がいない。」と悩んでいる幹事の方はいらっしゃいませんか?
そんな時はぜひ一度お電話ください。当事務所の経験豊富な弁護士が、相続の問題をわかりやすくご説明します。
具体的には、以下のとおりです。
★ 出前のできる範囲:名古屋市内を含む愛知県の尾張地方
(ただし、Zoomでの講師の場合、場所は問いません。)
★ 講師料・費用:5,500円(交通費及び諸経費込み)
★ 勉強会の規模:20人くらいまで
(それを超える規模の場合、費用は要ご相談。)
★ 時間のめど:1時間+質疑応答。
相続に関することなら、「基礎的な部分だけ」「最新の改正」など、ご要望に応じて対応致しますので、お電話の際にご相談ください。
ご不明な点などある場合も、お電話(052-211-2236)で遠慮なくお問い合わせください。
【無料】令和5年度 相続セミナー開催のお知らせ
このたび、3年ぶりとなる税理士・司法書士・弁護士が一挙に集う相続セミナーを開催する運びとなりました。
今回は、令和5年4月に施行された民法や不動産登記法、相続税法の改正項目をテーマとし、これからの相続・贈与対策のヒントとなる情報をお届けします。
ご家族やご友人などお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
▼詳細・お申込み方法は、チラシをご参照ください。
【期間限定】無料法律相談
1 民法・不動産登記法改正の背景
国土交通省の調査によれば、所有者の分からない土地(いわゆる「所有者不明土地」)が増加しており、その面積は九州本島の面積を超え、今後は北海道本島の面積にまで接近すると推計されています。この主な原因は、相続登記が長期間に亘って何代もなされないことにより、土地の権利が多数の相続人に分散し、所有者の探索が困難となっていることにあります。現状、所有者不明土地については、その利用・管理に多大な支障が生じています。
そこで、所有者不明土地の発生予防と、既に発生している所有者不明土地の利用円滑化の観点から、相続登記の申請義務化をはじめとする民事基本法制の見直しがなされました。
2 改正の概要
令和5年4月から民法(相続法部分)が改正施行され、具体的相続分による遺産分割に期間制限が設けられます。また、令和6年4月からは、不動産登記法が改正施行され、相続登記等が義務化されます。
これらの改正により、相続が発生した場合の相続にかかる処理(遺産分割協議、相続登記など)を放置すると、相続人に不利益が及びかねません。
例えば、相続発生後10年を経過すると、相続人は特別受益や寄与分の主張ができなくなります。
また、被相続人名義の不動産につき、相続発生後3年以内に相続登記申請をしないと、10万円以下の過料の制裁を受ける可能性があります。
これらの改正は、これから発生する相続のみならず、既に発生している相続にも適用されます。(ただし、経過措置があります。)
3 無料相談の実施
名古屋第一法律事務所では、上記の相続法関連法規の改正に関連する相続の無料相談を実施いたします。 無料相談をご希望の方は、お電話・予約フォームでのお問い合わせの時に「相続後見法務部の弁護士」(※クリックすると、弁護士紹介ページにアクセスできます)とお伝えください。
【無料相談の対象】 相続相談のうち、相続に関連する法律改正に関連する相談
【無料相談の期間】 令和5年4月から令和6年3月末日まで
【無料相談の内容】 初回30分無料
≪相談の申込先≫
・TEL:052-211-2236
・予約フォーム:こちらをクリック
2022年度「NPOあいちあんきネットセミナー」開催のご報告
3月4日(土)に2022年度「NPOあいちあんきネットセミナー」が行われました。
今回のセミナーは、 『充実した人生の後半を過ごすために シニアの社会参加 ~何ができるか 何をやってみたいか』 と題して、既に人生の後半において新たなことをされている4名のパネラーをお招きしたパネルディスカッション形式で行われました。
パネラーとしてご登壇されたのは
◎ 生田美穂子さん(企業組合ワーカーズコープあいち 代表理事)
◎ 加藤優美子さん(NPO法人終わり東部権利擁護支援センター市民後見人バンク登録者)
◎ 近藤 鉄次さん(株式会社スリーC 社長)
◎ 松原 恵子さん(いきいきワーカーズ瀬戸 代表)
の4名の方々でした。
まずは自己紹介において、各パネラーが今行っている事業・取り組みの紹介がなされ、その後、ファシリテーターの進行の元、①その事業をやり始めたきっかけ、②その事業に対する熱意、③原動力(その事業を続けられる理由)、の3点についてそれぞれお話しされました。
パネラーの皆さんは、それぞれ色んなきっかけがあってそれぞれの事業を始められましたが、共通する点として「組合員のため、人のため、地域のため」と自分自身のためではなく、他の方のために働くことで自分の幸せを享受するという点でした。パネラーの話し方自体は大人しく話される方から、勢いよく話される方まで千差万別でも、その想い・熱意は共通して非常に熱いものを感じました。それは、そのまま③の原動力に繋がっていました。
また、今回会場参加18名、豊橋会場参加5名、オンライン参加12名でしたが、質問の中で「私も農業に興味があるがどうしたらいいか(近藤さんの事業が農業)」という質問もあり、参加者も「自分の今後をより豊かにしたい、そのために1つでもパネラー(起業の先輩方)の話を参考にしたい」という想いをもって参加されていることを感じました。
なお、開催形式としては、メイン会場となる生協生活文化会館(本山)のほか、サブ会場として豊橋生協会館を、またオンラインも併用し、参加者の参加事情に合わせた形態をとりました。その結果、総勢35名の方々にご参加いただきました。今年度のセミナーは以上で終了となりますが、来年度(2023年度)も少しでも参加者の方の興味を惹くようなテーマ・形式で開催していきます。
今年度ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。