お知らせ
2022年度「NPOあいちあんきネット公開セミナー&無料相談会」(第1回)のご報告
去る11月5日、あんきネットとの共催で公開セミナーが行われました。
テーマは「これからの人生を自分らしく豊かに過ごすために~生き方応援ノート~」と題して、エンディングノートの活用について。講師はコープあいちくらしのサポート事業部の玉川和寿様。当事務所の稲垣宏子弁護士、税理士法人あいち税経の川澄延夫税理士がコメンテーターを務めました。 当日は会場で27名、Zoomで5名の方々にご参加いただきました。
その名称から「死ぬ支度」というイメージを持たれがちなエンディングノートですが、作成するに当たっては「これまでの自分の歩みを振り返り、心の中の整理をする」という作業が必要になります。心の整理をすることによって「これから自分がどんな生き方をしていきたいのか」を考えるきっかけにもなるので、ぜひ前向きな気持ちで作成してみて欲しい、とのこと。この考え方を知ることで、エンディングノートのイメージが随分変わるのではないでしょうか。
もちろん、自分の財産のことや医療・介護のことを記入しておき、家族に活用して貰うという役割も大きいものです。近しい身内であっても、離れて住んでいる場合は特に、お互いの状況や考えは思った以上に把握できていないものなのだ、というお話がありました。
また、ノートに書くだけではなく「元気なうちに家族に伝えておく」という「書いたその次のステップ」がより大切だそうです。 エンディングノートと遺言はどう違うのか、については、当事務所の稲垣宏子弁護士からもお話しさせていただきました。川澄延夫税理士からは、相続税についての補足説明をしていただきました。
今回と同テーマのセミナーを、11月26日(土)13時~15時にコープ岡崎北(岡崎市錦町5-4)においても開催予定です。今回は聞きに行けなかったけれど興味がある、という方は、ぜひお申し込みください(申込先・NPOあいちあんきネット:052-781-6074)。Web(Zoom)での参加も可能です。
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